愛車紹介 バンバン200
これは嫁車である。
今の自分のメインバイクはグラストラッカービッグボーイであり、嫁のメインバイクはバンバン200の組み合わせ。
前回、グラストラッカービッグボーイを記事にしたので、今回はバンバン200を当方目線で紹介。
ちなみに今までスズキの車とバイクには興味がなかったが、気がついたら車もジムニーとラパンを所有していた。
鈴菌恐るべし・・・
1.スペック概要
これまた申し訳ないが、詳細はbikebrosでカタログ等を参照推奨。
空冷単気筒SOHC 199cc 5速リターン
最大出力 16PS
最大トルク 1.5kgf・m
車両重量 128kg
2.良いところ
①グラトラも軽いが更に軽く、まさに自転車の如く
②タイヤがK180なので多少の未舗装路もいけるマルチプレイヤー
③意外と下から粘りのあるエンジン
④燃費はグラトラとほぼ同じで38km/l ±3km/lといったところ
⑤シートの出来が割と良い、後ろが広くて荷物が安定する
⑥遅いが頑張ってる感が良い
⑦タイヤが前130、後180とリッター級で迫力は満点
3.いまいちなところ
①65km以上の加速はやや辛い(80kmは普通に出ます)
②タイヤが幅広な分、ハンドリングにはやや癖があると思う
③車重以上に軽く感じる、タイヤのグリップ感を感じにくい?
4.点数をつけるなら
90点
嫁的には95〜100点なんだと思う。
5.総評
まず現在のバイクの調子として、キャブは分解洗浄済みだがプラグの様子を見る限り燃調が若干濃い模様。
ビーナスライン(1,800〜2,000m)も走行できて標高が高くてもエンストに至る事は無いので、多少濃いくらいで冷却を保った方が良いか、という事にしている。(FI後はオイルクーラーがついているので、キャブ時代は熱マネには問題あり?)
総評としては、全体的にグラトラよりワンランク低水準にあるといった印象。
決してそれが悪いというものではなく、そういう特徴のバイクというだけの事です。
25kmくらいまでの出足は意外と(あくまで想像に対しての意外性)は良いものの、以降はグラトラと比べるとやはり排気量なりの差は感じる。
グラトラは55〜60kmがちょうどいいとすると、バンバンは50〜55kmがベスト。
グラトラの速度域で走ると燃費は同等、バンバンの速度域だとバンバンの方が5%くらい燃費は良いイメージ。(上述の通りやや濃いセッティングの状態で)
最高速はこちらも試してはないが、恐らく100kmくらいが限界かと。
高速巡航は75〜80kmくらいまでが許容範囲で、80km以上出すとちょっと可哀想かな?
高速を走り続けるような性能はなく、そもそも高速ツーリングはあまり好きではないので、自分たちにはあまり関係なし。
グラトラより更に軽いのだが、取り回ししてみると数値以上に軽く感じる。
とても130/180のタイヤを履いているとは思えない。
ただ、ワインディングでの操作感は圧倒的にグラトラが上。
これはもうタイヤの差だと思う。
シートが素晴らしく、幅広で荷物がなんと置きやすいこと・・・
そしてタイヤのお陰もあってか意外と大きく見えるので、男が乗ってもそんなに見劣りしない気はする。(あくまで見栄えは)
なんと言うか見た目も独特で玩具感があって、むしろ旅バイクにはピッタリ。
ローパワーのバイクに荷物載せてのんびりトコトコと旅をする事にロマンを感じる人には、オススメできるいいバイクです。