2022年 北海道ツーリング 1日目
1日目:埼玉〜新潟〜小樽(フェリー)
新日本海フェリーの新潟発 小樽便は10時半頃に乗船の12時出港。
余裕を見て9時過ぎに到着したいところ。
埼玉某所からの出発だが、距離的には260kmほどであり関越を使えば休みを入れても5時間あれば到着できるので、その場合は4時くらいに出発すれば良い計算になる。
但し、今回の相棒はグラストラッカービッグボーイとバンバン200である。
長距離の高速走行は気の毒であり、バイクを労ってオール下道で新潟へ向かう!
走行可能距離は35km/hちょいを目安にして、8時間ほどで到着可能と見込み、出発時間は8月12日 1:00に設定。
19:30就寝の0:00起床としたものの・・・
全く寝れない!
20:00頃に数分寝落ちしたと思ったら外の音で目が覚めてしまい、以降は4時間ひたすら布団の中で目を閉じ続けたが眠りにつくこと無く、0:00を迎えてしまった・・・。
ロンツーなどの前日は楽しみで眠れないのが常ではあるが、今日は早く寝ることを想定して前日はやや夜ふかしまでしていたので、途中の睡魔が心配である。
そしていよいよ出発!!
新潟港まではひたすら主要国道で向かう。
バイク装備としては、ナビ無し、時計無し、ODO無し、と近代ツーリングの3種の神器は無い。
もちろんスマホで位置確認は出来るが、基本バッグにしまっているので使用しない。
持っていくのは地図(と言っても、ツーリングマップルに別紙で付属の超大雑把なやつ)のみであり休憩中に見るのも面倒。
と言うことで標識と太陽の位置と勘を頼りに走り切る。
一つ注意点としては、航続距離が短いこと。
グラストラッカーもバンバンも燃費はほぼ同様で38km/Lはいくと思うものの、燃料タンクの容量はグラストラッカーが6L、バンバンが7.5Lしかない。
35Km/L換算でグラストラッカーが215km、バンバンが263kmの計算だが、基本はグラストラッカーの給油ペースに合わせることになり、もちろん0Lまで使い切ることは出来ないので、150kmくらいまでには給油が必要。
しかも田舎道になればガソリンスタンドは限られるため、100km走ったらガソリンスタンドを探すイメージになる。
まずは埼玉〜群馬〜新潟を縦断している国道17号を走行。
どうやら伊勢崎のあたりは0:00頃まで雨が降っていた模様であり、路面は濡れているものの、空には星が見えている。
北海道内では天気予報次第で行き場所を決めるので、全地域が雨の日や終盤に南下せざるを得ない際に雨に当たる以外は、雨の降らない地域を選択する予定。
但し、北海道までの決まった道中は雨に振られたら回避のしようがない。
とりわけ深夜の峠道(群馬、新潟の県境)で雨は何とか回避したい思いがあったので、第一関門は突破できたわけだ。
今年の夏はやけに暑い日が多い気がする。
特に6月下旬〜7月上旬は猛烈に暑かった記憶がある。
いや、むしろ熱かった。
走行中にも関わらず車の外気温度計が48℃とかを指していた。
8月はどんだけ暑いんだと戦々恐々していたが・・・
寒い!
群馬県 湯沢のあたり、峠を登り始める前に早速防風インナーを仕込んだ。
これは想定がではあったが、日中よりは何倍もマシである。
ちょうど新潟県 南魚沼に入ったあたりで夜が明けてきた。
ここらで3回目の小休憩。
眠気覚ましにミンティアを購入したが、今回のツーリングにおける旅のお供になった。
あとは淡々と新潟港に向かって走り続ける。
確か見附あたりか、残り50kmくらいの地点に差し掛かったところで、いよいよ睡魔に襲われた・・・。
睡魔にもレベルがある。
レベル① ちょっと頭がスッキリしない
レベル② アクビが頻繁に出て布団があれば即寝れる
レベル③ 走行中でも目を瞑れば寝れる
大抵は①から段階を追っていくが、いきなり③に来た感じ。
これはさすがに危険!!
時間には余裕をもって出発したのでまだ時間がある。
こういう時は10分でも睡眠状態に入れば一旦は回復できるので、
とりあず寝ることにした。
寝る場所を選んではいられないので、目に入ったスーパーの駐車場で睡眠・・・
大体10分くらいは意識を失っていたと思うが、案の定、眠気は収まった。
合計して20分くらいは休憩して再度出発。
ここまで来たらラストスパートなので、ノンストップで新潟港を目指す!
という事で無事到着。
9時半頃に到着したので、余計だった睡眠休憩を除けばほぼ予定通り。
新潟〜小樽便は人生で2回めだが、この新造船になってからは初だったはず。
バイクは50台以上はいただろうか?こんなに積めるとは思いもしなかった。
フェリーを使う場合はもっぱら商船三井フェリーの深夜便なので、日中便のバイクの多さに驚き!
乗船手続きに水分補給、記念撮影などで時間を潰して、いざ乗船!
いつもこの瞬間はドキドキします。
部屋は個室2人部屋をとった。
いつもは一番安いプランだが、今回はちょっと奮発した。
ぶっちゃけ下手なビジネスホテルより快適では?と思う。
トイレ、シャワー、ドライヤー、歯ブラシ、全て完備。
荷物置きにも困らない。
こんなリッチな船旅は初だ。
が、実際にはそんなリッチな船旅を味わった時間はわずかで、
ほぼ寝ていた!めっちゃ寝ていた!
乗船 ⇒ 即シャワー ⇒ 昼飯 ⇒ 爆睡 ⇒ 夕飯 ⇒ 爆睡 ⇒ 小樽
航行時間は16時間ほどだが、起きていたのは4時間くらいだったと思う。
ちょっとした寝落ち除けば30時間以上起きていたのでやむを得ないか・・・。
ただただ寝ていたらあっという間に到着。
この日の天気は道北方面は晴れであり、到着したころの小樽も晴れていた。
目的地(キャンプ場)は宗谷岬からやや南下したところにある猿払村の「さるふつ公園キャンプ場」だ。
それでは2日目に続く