丸目空冷のバイクライフ

バイクネタが中心となる、はずです。

愛車紹介 グラストラッカービッグボーイ

バイクに本格的にハマり出してから今年で10年。

 

学生時代にバイクの免許を取ったものの、大して熱が入ることはなく、むしろ興味は車へと向かい数年は No car No life 状態。

少々車の熱も冷めたところで久々にバイクに興味が向き、適当に探したオンボロの格安250cc バイクを購入。(エリミネーター250SE)

ちょっとした気分転換レベルが本来の目的でした。

 

ところが

 

購入後の帰宅の道中、何十回も車で通ってきて見飽きたはずの道から見える景色がまるで違うことに驚き!

例えるなら、車は箱の中でスクリーンに流れる映像を見ている、バイクはまさにリアルにそれを体感している、といった感じ。

それからというものは、バイクライフ一直線。

 

嫁もバイク乗り。

というより、当方に影響されて乗り始めたが、同じくバイクライフ一直線の状況。

そんな我々のバイク歴はと今の愛車は以下の通り。

 

当方

 【過去車】(排気量小さい順)

 ・エリミネーター250SE

 ・CB400SF revo

 ・ZRXⅡ

 ・ZZR400

 ・YZF-R6

 ・YZF-R1

 ・CB1100RS

 ・ZRX1200DAEG

 【現在】

 ・グラストラッカービッグボーイ(メイン)

 ・SRX600(サブ)

 

 【過去車】(排気量小さい順)

 ・レブル  MC13

 ・エリミネーター250V

 ・ER-6n

 ・W800

 【現在】

 ・バンバン200(メイン)

 ・XV400 Virago(サブ)

 

今乗っているのは丸目空冷の4台体制。

遠出やキャンツーするときは基本的にグラストラッカービッグボーイとバンバン200で、SRX600とXV400は日帰りで200kmくらいの近場ツーリングが主な用途となっている。

 

排気量だけ考えれば、普通は逆かもしれない。

 

散々速いバイク、でかいバイクで全国津々浦々ツーリングし(過去車はトータル20万kmは走っているはず)、時にはサーキット走行も楽しんだ結果、辿り着いたのがグラトラとバンバンのこの2台。

しかし、グラトラとバンバンには、過去に乗ってきたバイクには無い魅力がある。

 

それは 軽い事 と、意外にも 遅い事 。

 

バイクの性能の全てが自分の手の内にある。

のんびりと走っても苦痛にならないバイクなので、景色が今まで以上によく分かる。

今が一番バイクを楽しんでいると思う!

 

前置きがながくなったが、今回は当ブログの主役になるであろうグラストラッカービッグボーイ(恐らく2002年式?)について、簡単に紹介してみようと思う。

まだまだ中古で買えるので、気になった方は是非チェック!

 

 

 

1.スペック概要

 書いておきながら早速だが、詳細はbikebrosのカタログスペックでもご参照。

 一般的に気にしそうな数字的なところは以下。

 

 空冷単気筒SOHC4バルブ 249cc 5速リターン

 最大出力  20PS

 最大トルク 2.1kgf・m

 車両重量  136kg

 燃料供給  キャブレター

 

2.良いところ

 ①軽い、これに尽きる

 ②タイヤがK180なので多少の未舗装路もいけるマルチプレイヤー

 ③2速以降のスピードの乗りは一般道で常識的な運転をする範囲では必要十分

 ④燃費はまぁまぁ良く走行ステージにもよるが、38km/l ±3km/l と経済的

 ⑤造りが単純なので大抵のことは自分でメンテできる

 ⑥荷物を載せても割と似合っている

 ⑦タンク容量が小さい

 ⑧ワインディングを走っても意外と楽しい

 

3.いまいちなところ

 ①シートがいまいちで長距離では尻が痛くなりやすい

  ただ、ポジションの工夫やコツ次第で我慢できる範疇ではある

 ②バッグを載せる意外の積載性は皆無

 

4.点数をつけるなら?

 95点

 減点はシートと積載くらいで、他は一般的に欠点と言えるところ含めて美点と思っているかな。

 

5.総評

 これといって目につくギミックや飛び道具は一切なし。

 シンプルな単気筒エンジンが載っている自転車といった表現が合うかも。

 でもそれだけ身近に感じるバイクということ(^^)

 

 一般道では55〜60kmが気持ちの良い速度域であり、文字の如く街乗りにピッタリ。

 1速の加速はすぐ吹けきってしまうので、早めに2速に入れてポンポンシフトアップした方がリズム良く走れると思う。

 最高速度は100km以上は試したことは無いが、それ以上も出る余力はまだ感じる。

 ただ、高速域での巡航速度としては80〜85kmと考えた方が無難。

 

 ヒラヒラと走れるバイクなので、ワインディングは意外と楽しい。

 もちろん膝をするような走りは無理だけど、体全体を精一杯に使って楽しく走れる。

 

 タンク容量はリザーブ含めて6Lしかなく、40km/Lで走っても240kmが限界。

 実際には35km/l 程度を想定して、リザーブに入れる前には給油するので、大体150kmになる頃にはガソリンスタンドへ駆け込むことになる。

 実はこれも美点と思う。

 事前に走りたいルートを考えて、ポイント毎の距離感を把握して、ガソリンスタンドの場所もチェックする。

 まずツーリングのプランを考えること自体が楽しい。

 すると地図を見るケースが増える。

 地図を見るケースが増えると今まで知らない道が見えてくる。

 行ってみると新しい発見がある。夜の晩酌が一層美味しくなる。

 タンク容量が多いことでガス欠を気にせず走れることは、走行中に余計な不安を与えずに済むので否定する気は全く無く、単に欠点を長所に変えてみるというアプローチの違いなだけであります。

 

 先にも述べたように、使い切れるポテンシャルしかなく思い通りに走り、アナログかつ基本的には距離を走るには不便な装備なので、色々と工夫が必要だが、それ自体が楽しいというもの。

 

 今までのバイクは改めて思うとバイクに乗せていただいている感が強かったと思う。

 このバイクはヤフオクで15万で購入して、1年ほどで15,000kmは走った。

 乗って思ったのは、紆余曲折ようやく辿り着いた、という感触。

 

さて、余計な感想が多かったが、今回の紹介はこんなところで。

車種としては中古もまだ沢山あるようだが、特に初期の4バルブ✕キャブ✕キック付き は段々と品薄感が出てきているので、入手するなら今が良い時期だったのかもしれない。

 

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